自毛植毛の術後のギモンを解消

「増毛や育毛との違いは？」「自毛植毛はバレるの？」など自毛植毛のよくある疑問について解説していきます。

増毛、育毛、発毛、植毛、それぞれの薄毛治療は目指す結果とその方法が大きく異なります。

「自毛植毛をしたいけど、周りにバレないだろうか」と心配で踏み切れない人もいると思います。自毛植毛は、周りに気付かれる可能性が比較的低い治療法です。急激に毛髪が濃くなるのではなく、時間をかけて徐々に毛量が増えるため、人工毛の植毛やかつらなどに比べて違和感によりばれる可能性は低いといえます。しかし、それでも完全にバレないという保証はありません。特に、自毛植毛による髪の濃さの変化で最終的にばれてしまう可能性もありますし、染髪している方の髪の色の変化、手術跡、かつらの使用などにより周囲に気付かれる可能性があるため、これらの点に注意し、それぞれの対策を知っておくことが大切です。

AGA治療には時間と費用がかかります。その中でも自毛植毛は初期費用が高いものの一度の施術で効果が期待でき、手術後の定期的な費用は発生しません。内服薬などの薬物療法は、初期費用は低いですが長期間続ける必要があるため、コストがどんどん嵩んでいきます。1回の費用だけでなく、治療期間と効果をトータルで考えると、自毛植毛はコストパフォーマンスが高い治療法といえるでしょう。

施術によりますが、親和クリニックの自毛植毛法「MIRAI法」は、広範囲の移植が必要な患者さまも日帰りが可能です。
自毛植毛の手術がどのように行われているか分からず、不安を抱えている方も多くいらっしゃると思います。親和クリニックの手術の流れをご紹介しましょう。

■事前
カウンセリング…患者さまの頭皮の状態や毛髪の特性、さらには希望する髪型や生え際の形等を相談いたします。自毛植毛の効果やリスクについてもしっかり説明させていただきますので、気になる点がありましたらご気軽にご相談ください。

■手術当日
①診察
体調のチェックから始まり、移植グラフト数や植毛範囲、デザインなど再度確認いたします。
②お会計
全てに納得いただいたら、お会計をしていただきます。
③事前処置
手術室にて移植箇所のマーキングを行います。
④刈り上げ
グラフトを採取する箇所の刈り上げを行います。（NC-MIRAI法は刈り上げません）
⑤麻酔
採取する後頭部に局所麻酔を行います。
⑥グラフトの採取
0.8mmのマイクロパンチブレードを使い、採取していきます。
⑦移植ホール作成
再び局所麻酔を行い、0.5mm-0.6mmの超極細マイクロパンチブレードで理想のヘアスタイルに合わせて移植ホールを作成していきます。
⑧毛髪の移植
採取したグラフトを複数のスタッフでスピーディに移植していきます。
⑨洗髪
ドナー部分を洗髪し、手術は完了です。（MIRAI法は洗髪しません）
⑩術後の処置
ガーゼで保護し、包帯で固定します。

■手術翌日
①洗髪
来院いただき、専門のスタッフによる洗髪を行い、洗髪についてアドバイスをさせていただきます。
②カバーシート装着
ご希望の方には刈り上げ箇所が目立たないように、カバーシートを装着します。（別途有料。MIRAI法のみ）

ショックロスについて

移植された毛髪が一度抜けて、その後再度生えてくる現象を「一時的脱毛」と呼びます。
対して同じ時期に、移植した周りにもともと生えている髪も抜けることがあります。これが「ショックロス」です。毛髪の抜け始めるタイミングや抜ける量は人により異なり、ショックロスが必ずしも全ての人に発生するわけではありません。もしショックロスによって髪が抜けたとしても、約1年程で元の量に戻ることがほとんどです。

ショックロスも隠せる

ショックロスで髪が薄くなっても、ケラチンパウダーや帽子、かつらなどそれを隠す手段は色々あります。ケラチンパウダーは人工毛のふりかけで移植毛や頭皮に直接悪影響を与える恐れはありません。1つひとつが毛穴より大きいため毛穴を詰まらせる心配はありませんが、肌質が敏感な方は頭皮がかぶれる可能性があるため注意が必要です。また、ヘアスタイルが長い場合は、周囲の髪でカバーすることも可能です。ショックロスが発生しても、それを隠す手段は複数あるので心配いりません。

身体をあまり動かさないデスクワーク等の仕事ならば、自毛植毛手術の翌日から可能です。しかし、前頭部に手術を行った場合、個人差はありますが手術後3日から1週間ほどまぶたが腫れることがあります。

飲酒をすると手術部位に痛みが出やすくなるため、手術前日と当日の飲酒はお控えください。

手術当日はシャワーを浴びる程度にしてください。
翌日以降は湯舟に浸かれますが、3〜4日は長時間の入浴はお控えください。

自毛植毛後の1週間は傷と出血があるため、刺激を与えるような強いシャンプーは避け、優しく行うことが重要です。頭皮を濡らす際やシャンプー時は水圧を弱め、患部や患部の周りはこすり洗いを避けます。それ以外のところは指の腹でやさしくこすり洗いをしましょう。洗い流す時も同様にシャワーの水圧を下げ、ぬるま湯に設定します。患部には直接かけないようにし、手でお湯をすくってかけたりしましょう。乾かす時はタオルで押さえるように水分を取ります。自然乾燥が理想的ですが、ドライヤーを使用する際は患部に直接当てず、適切な距離を保ち弱風で乾かします。

自毛植毛手術から1週間が経過すると移植した髪の毛が安定し、傷もカサブタになるため、普段通りのシャンプーをしても問題ありません。たとえ移植した髪が抜けたとしても、定着はできているため心配する必要はありません。ただし、あまりに熱いお湯や強い水圧は頭皮に負担をかけるため、人肌〜少し高めの温度を目安にすると負担を軽減することができます。シャンプーの他にもムースやワックスなどの使用も可能ですが、整髪剤が頭皮に残ってしまうと毛穴の詰まりや雑菌の繁殖に繋がり、感染症の原因となります。使用した後は必ず丁寧にシャンプーをしましょう。

親和クリニックでは手術の翌日にご来院いただき、専門スタッフによる洗髪サービスをしております。アドバイスなどさせていただきますので、不安や疑問などありましたらお気軽にご相談ください。

その他、自毛植毛の手術についてのよくある質問をご紹介いたします。

A：必ずお受けいただくようお願い申し上げます。カウンセリングでは患者さまの薄毛の原因を的確に見極め、患者さまの症状に合わせた治療法、手術の流れ、費用を説明しております。

A：親和クリニックでは「セカンドピニオン」として、他の施設での手術結果に満足できなかった方のご相談にもお応えしております。再手術には慎重さが必要ですので、当クリニックの豊富な症例写真と経験をもとに前回の植毛方法を考慮しながら、患者さまのニーズに応じたカウンセリングを行います。

A：AGA治療には保険は適用されません。全て自由診療となります。

MIRAI法は、国内最小級の超極小マイクロパンチブレードを使って行う親和クリニックオリジナルの高密度移植です。高い技術力と素早い移植により90〜95%という高生着率を実現しているうえ、患者さまの傷や痛みを最小限に抑えることができます。

NC-MIRAI法は後頭部を刈り上げない最新の自毛植毛術です。NC-MIRAI法なら刈り上げないため、術後もバレにくく傷や痛みもより少ないのが特徴です。刈り上げない分、非常に精密な技術が求められますが、親和クリニックでは技術の研鑽と施術の工夫により、一度に2,000グラフト以上の移植を一度に行うことが可能です。

United-MIRAI法は、MIRAI法とNC-MIRAI法を組み合わせたハイブリッドな自毛植毛術です。NC-MIRAI法によって刈り上げる範囲をできるだけ小さくしつつ、MIRAI法も組み合わせて費用を抑えるという方法です。

以上、自毛植毛の疑問について解説してきましたが、不安は解消されたでしょうか？AGAは進行性の病気のため、時間が経てば経つほど症状は悪化します。また、自毛植毛の手術を受けるなら早い方が費用が安く抑えられます。薄毛の悩みや不安は1人で抱えず、まずは無料カウンセリングへお越しください。プロに相談いただくことで早期解決へと導きます。お気軽にお問合せください。