2回目の自毛植毛手術を行う理由とは?

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「なぜ2回目の自毛植毛を行うのか?」

1回で効果的な薄毛改善ができる自毛植毛ですが、なかには2回目3回目と複数回自毛植毛を行う方もいらっしゃいます。「1回でも効果的なんじゃないの?」「2回目を行うってことは失敗したってこと?」など疑問に思う方も多いでしょう。今回は自毛植毛を2回以上行う目的やメリット、注意点などについて詳しく解説していきます。さらに、実際に2回目の自毛植毛を受けた方々の症例をご紹介しながら、その効果や感想を記載しておりますので、迷われている方や興味がある方はぜひご参考ください。また、2回目の自毛植毛に関する疑問や不安がある方は、ぜひカウンセリングを受けてみてください。

まずは、親和クリニックの図師先生がセルフ診断方法を解説
動画【自毛植毛】2回目の植毛手術のビフォーアフターについて徹底解説!【植毛】【薄毛治療】


自毛植毛を2回以上行う目的

2回目の自毛植毛を行う主な目的は以下の2つです。

他院の修正のため

他院の修正のため

1つ目は、他院で受けた自毛植毛の修正を希望するケースです。その背景にはさまざまな要因が考えられますが、過去に他のクリニックで自毛植毛を受けた患者さまの中には、施術後の仕上がりに満足できなかったという声を耳にすることがあります。例えば、移植した髪の密度が均一でない、自然な流れになっていない、あるいは移植部位の配置が不自然であるといった問題点が挙げられます。これらの問題は施術を担当した医師の技術や経験、使用する器具の違いなど、多岐にわたる要因によって起こり得ます。また、手術によってできる傷跡に関しても、気にされる患者さまが多いです。目立つ傷跡が残ってしまった場合、それを隠すために再度、自毛植毛を希望するケースもあります。傷跡は、使用する器具の太さや手術方法、さらには手術後のアフターケアの不足などによって目立った状態になる可能性があります。
このような背景から、2回目の自毛植毛を希望する患者さまの中には、前回の施術での不満点を解消し、より自然で満足のいく結果を得たいという強い動機を持つ方が少なくはないのです。自毛植毛はクリニック選びや医師とのコミュニケーションが非常に重要となります。前回の経験を踏まえ、今回はどのような結果を期待しているのか、具体的な希望や懸念点をしっかりと伝えることで、理想に近い仕上がりを手に入れることができるでしょう。

自毛植毛の失敗パターン①傷跡が目立つ


これはメスを使用するFUSS法の典型的な例です。
FUSS法においては、後頭部にメスで横に長く切開した跡が目立ちやすく、頭皮の凹凸や引っ張られるような感じが気になることがあるでしょう。

また、近年では自毛植毛ロボットによる施術も行われています。使用するパンチの口径が1mm以上と比較的大きいため、採取した跡が目立つことがあります。また、採取可能な範囲が限られ、採取した部分が四角く分かりやすくなることもあります。

自毛植毛の失敗パターン②不自然な仕上がり


こちらの写真は、植毛を行ったものの密度が不足しているため、結果として生え際の仕上がりが不自然になってしまった例です。
毛髪の生え方はお一人ひとり異なります。患者さまの希望や、ヘアスタイルに合わせて適切な自毛植毛を施さなければ、その効果を十分に発揮することはできません。
生え際や頭頂部、つむじなど、毛穴の方向や部位に応じて適切な毛量や生え方があるため、移植する場所に合わせて適切な密度での移植や適切なグラフトの選定が極めて重要となります。
さらに、頭頂部への植毛は技術的に難しく、他のクリニックで施術を受けられなかった方からの相談も多く寄せられています。例えば、「生え際はフサフサなのに頭頂部はスカスカ」という差がある状態では、自然な仕上がりを得るのは難しいといえるでしょう。

理想の髪型に近づけるため

理想の髪型に近づけるため

2つ目は、理想の髪型に近づけるためというケースです。実際、多くの患者さまが「前回までの植毛の結果が良かったので、別の薄毛部分も治療し、さらに理想の髪型に近づきたい」という想いで2回目の手術を希望されています。自毛植毛は、基本的に1回の手術で満足のいく結果を得ることができる薄毛治療です。しかし、1回目の手術を経て、髪が徐々に生え揃ってくるのを実感すると、その喜びや自信から「もっとここにも増やしたい」「前は気にならなかった部分も植毛したくなった」といった新たな希望や要望が生まれることが少なくありません。
また、前回の手術で植毛した部分に対して、ボリュームアップや密度を求める患者さまも増えてきています。特に、頭頂部や生え際など髪のボリュームが求められる部分に対して、さらに自然な見た目を追求したいという声が多く寄せられています。このように、自毛植毛の手術を受けることで、理想の髪型や見た目に一歩近づく喜びを実感し、さらなる美を追求したくなるのは自然なことかもしれません。2回目の手術を検討する際は、前回の結果や手術の経過をしっかりと医師と共有し、最良の方法を選択することが大切です。

自毛植毛を2回以上行うメリット

「自毛植毛手術を2回も受けていいの⁉」結論から申し上げますと、受けても問題ありません。適切な期間を開けるなど注意点はありますが、自毛植毛手術を2回受けるというのは、実は効果を高める回数だそうです。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

髪の密度が高くなる

髪の密度が高くなる

1回目の自毛植毛で良い結果が得られた部位に、さらに2回目の自毛植毛を行うことで髪の密度を一段と高めることができます。密度が高ければ、ふわっと立ち上がるボリューム感を簡単に出すことができ、全体的な印象がとても大きく変わります。単に髪が増えたというだけの印象から、髪がずっと濃くなったという印象になるでしょう。髪の成長が順調に進めば、かつての「フサフサ」の髪の感触を再び手に入れることができるかもしれません。

親和クリニックでは、0.5mmの極細パンチブレードを使用して自毛植毛を行っています。この細さのパンチブレードを用いることで、高密度に移植穴を作成することが可能となり、より精密なデザインを実現できるのです。

植毛が難しいとされるつむじや頭頂部でも、このパンチブレードを使用することで適切に植毛が行えます。もし、高密度の自毛植毛技術に関して詳しく知りたい方は、以下のリンクから親和クリニックの専門ページをご参照ください。

広範囲の薄毛を改善できる

広範囲の薄毛を改善できる

自毛植毛では自分の毛髪を使用するため、一度に大量の移植が難しいケースがあります。その場合は最初から2回に分けて移植する計画を立て、手術を進めます。そうすることで、広範囲の薄毛をカバーすることができ、全体的に髪が自然に生えてきたような印象になります。

リスクを軽減できる

リスクを軽減できる

自毛植毛の効果を確かめるために、あえて1回目の施術では本数を少なくするケースもあります。そうすることで、痛みや皮膚の反応などの副作用の有無もチェックすることができます。また、1回目の費用を抑えることができるだけでなく、施術にかかる時間や回復期間も短縮されます。1回目の施術の結果を踏まえたうえで、本格的な薄毛改善として2回目の自毛植毛に臨むのです。自分に合うか、本当に効果があるのか、まずは試してみたいという方におすすめです。

2回目の自毛植毛で注意すべきこと

理想のヘアスタイルになるために効果的な2回目の自毛植毛。では、2回目の手術を決断した場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。失敗したくないからこそ、事前にしっかりチェックしておきましょう。

1回目の手術から期間を空ける

1回目の手術から期間を空ける

2回目の手術を行う前には一定の期間を設けることが重要です。1回目の手術で移植された髪がしっかりと生着し、順調に成長するためにはある程度の時間が必要だからです。個人差はありますが、たいていは植毛後半年程度で移植した毛髪の大部分が生え始め、1年程でほぼ全ての髪が目立つ長さまで生え揃います。この成長の様子をしっかりと確認したうえで、次回の手術での最適な移植範囲や本数を決めます。そのため、1回目の手術から最低でも半年から1年は間隔を空ける必要があります。

他のクリニックでカウンセリングを受けてみる

他のクリニックでカウンセリングを受けてみる

前回の自毛植毛の結果に不満を感じた方は、次回の手術に向けて複数のクリニックを調べてみましょう。クリニック選びは、インターネット上の情報だけに頼らず、実際にカウンセリングを受けて直接のやり取りを重視することが大切です。以下の3つのポイントを参考にしてください。

①複数のクリニックのカウンセリングで直接話を聞く
②自分の悩みや状態に近い症例をクリニックに見せてもらう
③可能であれば、経験豊富なドクターとも話をしてみる

複数のクリニックを訪れることで、各クリニックの特色や取り組みの違いを実感できるはずです。技術や実績はもちろんのこと、自分自身が「このクリニックなら安心して治療を受けられる」と感じるかどうかが重要です。

親和クリニックの取り組み

親和クリニックの取り組み

親和クリニックでは、無料カウンセリングを通じて専門のカウンセラーだけでなく、豊富な経験を持つドクターとも直接お話しいただくことができます。さらに、ネックになりやすい治療費用に関しても、モニター料金やメディカルローンをご用意しており、患者さまの負担を少しでも減らす取り組みを行っています。

セカンドオピニオン


親和クリニックでは、他のクリニックでの手術結果に満足いかなかった場合などセカンドオピニオンとしてのご相談も承っております。2回目の手術において、患者さまはさらに慎重になることが多いと感じています。当クリニックでは、これまでの豊富な症例写真を元に、カウンセリングにて前回の手術の詳細や状況を詳しく伺い、患者さまのご希望や状態に合わせた提案を行っております。何かご不安や疑問がある方は、どうぞお気軽に親和クリニックまでご相談ください。

2回目の自毛植毛を受けた症例

親和クリニックで1回目の植毛手術を受けた方の中には、2回目以降も引き続き当院を選んで手術を受ける方が多くいらっしゃいます。また、初めての自毛植毛を他のクリニックで行い、2回目や3回目の手術を親和クリニックで希望される方も少なくありません。実際に2回目以降の植毛を当院で受けられた方の症例をご紹介します。

症例①

症例①

30代 男性 T.N.さん/頭頂部の自毛植毛(MIRAI法)/1,800株の症例

■背景
1回目の自毛植毛は他院で行いましたが、2回目は親和クリニックをお選びいただきました。

施術名

MIRAI法

移植本数(グラフト数)

1,800株

施術費用(税込)

2,002,000円

症例②

症例②

40代 男性 K.T.さん/頭頂部の自毛植毛(NC-MIRAI法)/600株の症例

■背景
3回目の自毛植毛で親和クリニックをお選びいただきました。

施術名

NC-MIRAI法

移植本数(グラフト数)

600株

施術費用(税込)

1,214,400円

症例③

症例③

20代 男性 H.K.さん/生え際の自毛植毛(MIRAI法)/1,300株の症例

■背景
他院で2回受けられていましたが、3回目の自毛植毛で親和クリニックをお選びいただきました。

施術名

MIRAI法

移植本数(グラフト数)

1,300株

施術費用(税込)

1,507,000円

気になる方はカウンセリングへ

気になる方はカウンセリングへ

自毛植毛は、特別なメンテナンスが不要で自然なヘアスタイルを実現する最良の方法です。特に、以前の自毛植毛のデザインを修正する場合、他の薄毛治療では解決が難しいことも少なくありません。親和クリニックでは多くの研鑽を積んだドクターや看護師、カウンセラーがチームとなり、カウンセリングから手術、アフターケアまでを一貫してサポートし、患者さまの悩みに真摯に対応いたします。また、当クリニックでは、「契約するまで帰らせない」という強引な勧誘は一切行っておりません。AGAなど薄毛治療の専門家として最も適した治療プランを、患者さまお一人ひとりの状態に合わせてご提案させていただきます。他のクリニックでの治療に満足していない方や、1回目が良かったからもっとやりたい方も、まずは無料カウンセリングをご利用ください。

名古屋院長 福島 俊彦

【記事監修】名古屋院長 福島 俊彦

経歴

  • 平成2年 福島県立医科大学医学部 卒業
  • 平成6年 福島県立医科大学大学院 修了(医学博士)
  • 平成8年 福島県立大野病院 勤務
  • 平成15年 国立郡山病院 勤務 医長就任
  • 平成22年 福島県立医科大学医療工学講座、器官制御外科学講座 准教授 就任
  • 平成22年 福島県立医科大学附属病院 医療安全管理部 副部長 兼任
  • 平成25年 福島県立医科大学甲状腺内分泌学講座、器官制御外科学講座 准教授 就任
  • 平成28年 親和クリニック 勤務
  • 平成29年 親和クリニック名古屋 院長就任

挨拶

自毛植毛は、1回で効果的な薄毛改善が可能です。しかし、自毛植毛の効果を確かめるために、あえて1回目の施術では本数を減らし、効果を実感したうえで2回・3回と臨まれる方もいらっしゃいます。無理のないペースで理想の髪型を手にいれましょう。