【女性編】薄毛の種類と原因

  1. 親和クリニック名古屋院
  2. 親和クリニック名古屋院コラム
  3. 【女性編】薄毛の種類と原因

女性の薄毛

女性の薄毛

日本人女性の10人に1人が悩んでいるといわれてる女性の薄毛は、加齢やホルモンバランスの乱れ、更年期や生活習慣など様々な原因によって起こります。男性のように髪が完全に抜け落ちることはなく、頭頂部を中心に全体的に薄くなりボリュームがなくなるのが特徴で、年を重ねるにつれ髪の細さは4分の1ほどになります。「分け目が目立ってきた」「ボリュームが出なくてヘアスタイルが決まらない」…その変化、薄毛のサインかもしれません。薄毛について詳しく解説していきますので、ぜひご参考ください。

男性の薄毛との違い

男性の薄毛との違い

男性と女性では、実は薄毛の始まり方や進行の仕方が異なります。おでこの生え際や頭頂部から髪が完全に抜け落ちてしまう男性と違い、女性の薄毛は頭頂部を中心に髪の毛が薄くなる「びまん性脱毛症」が最も多いです。さらに、ポニーテールなど頭を強く引っ張ることで起こる「牽引性脱毛」や出産後3ヶ月から半年ほど抜け毛が増える「分娩後脱毛症」、頭皮の炎症による「脂漏性脱毛症」など女性特有の薄毛のタイプが見られます。

1日80〜100本の抜け毛は当たり前

1日80〜100本の抜け毛は当たり前

薄毛が気になり始めると抜け毛に敏感になるかもしれませんが、1日80~100本ほどの抜け毛は自然に起こるものです。人間の頭髪は約10万本、多い人で約15万本もの毛が生えているといわれています。髪の毛は生えては成長し、抜け落ちては生え替わることを繰り返しており、この周期をヘアサイクル(毛周期)といいます。頭に生えている約10万本の毛髪のうち、約15%はヘアサイクルの退行期であるとされ自然に抜け落ちます。つまり、抜け落ちようとしている毛髪は15,000本もあるため、1日に50~100本ほどの抜け毛は当たり前なのです。また、女性の薄毛は男性と違い、抜け毛が増えるのではなく、髪の毛1本1本が細くなるのが特徴のため、抜け毛にそこまで過敏になる必要はありません。

ヘアサイクルとは?

前述した通り、髪の毛は伸び続ける訳ではなく、生えては成長し、抜け落ちては生え替わることを繰り返しています。この髪が発毛してから脱毛するまでの周期をヘアサイクル(毛周期)といい、「成長期」→「退行期」→「休止期」を繰り返しています。「成長期」で毛が生え、丈夫な毛へと成長し、「退行期」で抜け、「休止期」で成長が完全に止まります。この周期は男性と女性で若干の違いがあり、通常、このヘアサイクルは2~6年の周期で生え変わりますが、女性は平均4~6年で一周し一生で15~30回ほど繰り返します。ヘアサイクルが乱れ、成長期が短くなると髪の毛が十分に成長できず、抜け落ちていく髪の毛が増えて、ボリュームがだんだんと減り薄毛が目立つようになっていくのです。

女性が薄毛になりやすい部位

分け目

分け目

ずっと同じ分け目をしているとなんとなく地肌が広く見えるようになってきた…と感じることはありませんか?女性の薄毛では分け目の広がりが目立ちやすくなるのが特徴です。そのまま放っておくと分け目の幅が広がったり、髪の毛がペタンとして寂しく見えたり、分け目の地肌が異様に目立って見えるようになります。お手軽な予防方法は、日頃から分け目を変えること。ジグザク分けや左右を適度に入れ替えるなど毛根にかかる負担を少なくしましょう。特にジグザク分けは根元がふんわりと立ち上がるのでボリュームアップにもなります。

生え際

生え際

生え際部分をチェックしてみましょう。おでこの広がりやこめかみの薄毛、前髪のボリュームダウンが気になったら薄毛が進行し、生え際が後退しているのかもしれません。生え際は産毛や細い毛が多いため薄毛になりやすく、周りから見ても目立ちやすい箇所なだけに悩んでいる人は多いです。おでこは前髪などでカバーできますが、こめかみが薄くなったり、前髪のボリュームがダウンすると老けて見えることもあり、女性にとってできるだけ改善したいトラブルでしょう。生え際の後退を改善するにはポニーテールなどできるだけ頭皮に負担のかかる髪型を避けることです。ゆるく結んだり、髪を下ろしたりすることで頭皮へのダメージを減らすことができます。

つむじ

つむじ

つむじの薄毛は、加齢だけではなく20代〜30代の女性でも悩んでいる方が少なくない部位です。
頭頂部の地肌が目立つ、つむじの周りの地肌だけが赤っぽい、つむじ付近の毛質が細いなどの症状がある場合は、範囲が広がることがあるので早期対策が重要です。
頭頂部は、自分では気づきにくい部位のため、洗髪後に髪を乾かす時や毎朝のヘアセットの際に、何だかセットしづらくなったと感じたら、鏡でチェックしてみてください。

女性の薄毛の症状

男性と女性では薄毛の原因も進行の仕方にも違いがあります。女性の薄毛にはどのような症状があるのでしょうか。それぞれ詳しく解説していきます。

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症

女性の薄毛で一番多いのが「びまん性脱毛症」です。
40代以上に多く見られ、全体的に髪の毛が薄くなります。主な原因は加齢による女性ホルモンの1つであるエストロゲンの減少です。毛髪の成長期を持続、発達させる働きのあるエストロゲンは28歳頃をピークに年齢を重ねるとともに減少し、これにより髪の毛が細くなったり毛穴の本数が減ることにで薄毛が起こります。最近では年齢に関わらず、ホルモンバランスの乱れから、若い方でもびまん性脱毛症になる人も少なくありません。また、ホルモン以外にも偏った食生活、睡眠不足、間違った頭皮ケアやたばこ、ストレスがびまん性脱毛症の要因と考えられています。
特に、眠っている間に成長ホルモンが分泌されるため、太く強い髪の毛を育てるには良質な睡眠は欠かせません。寝る前にはスマホやPCの使用をやめ、リラックスした状態で寝るようにしましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症

コイン型や楕円形に髪の毛が抜ける「円形脱毛症」は男性よりも女性に多い傾向があります。
ゆっくり進行していく薄毛とは違い、何の前触れもなく突然発症することが多く、自分で気づきにくいのが特徴です。女性の円形脱毛症にはいくつかの種類があり、10円玉~500円玉サイズの脱毛巣が1か所にみに発生する「単発型」、2ヶ所~数ヶ所の脱毛巣が発生する「多発型」、脱毛部分が拡大し頭部全体に及ぶ「全頭型」、蛇がうねるような形で後頭部から側頭部にかけて脱毛する「蛇行型」、頭部だけでなく眉毛やまつ毛、わき毛など全身の毛が抜ける「汎発型」があります。
「汎発型」まで進行してしまうとかなりの重症で治療が長期間にわたる可能性があります。円形脱毛症を発症する主な原因は以下の通りです。

自己免疫疾患

近年では、円形脱毛症の原因として有力なのは免疫の異常によるものと考えられています。本来、自分の体を守るべきリンパ球が自分自身に対して免疫反応を起こす病気を自己免疫疾患といい、これによって毛包組織が攻撃を受けることで円形脱毛症になります。ただし、詳しいメカニズムについてはまだ解明されておらず、甲状腺や膠原病などによって発症するケースもあります。

ストレス

強いストレスや継続的なストレスによって交感神経に悪影響が及ぶと、血行不良や自己免疫疾患、内分泌異常を引き起こし円形脱毛症になる場合があります。


遺伝

考えられる要因の1つは遺伝ですが、家族に円形脱毛症の患者がいても必ず遺伝する訳ではありません。円形脱毛症そのものが遺伝する訳ではなく、円形脱毛症になりやすい「体質」が遺伝するのです。

アトピー性皮膚炎

円形脱毛症とアトピーの関係性は深いと考えられております。円形脱毛症の患者さまの41%がアトピー素因があり、また、23%がアトピー性皮膚炎を合併しているというデータが発表されています。

分娩後脱毛症

女性は妊娠すると女性ホルモンの分泌が増え、出産すると一気に減少します。さらに加えて、子宮が収縮したりと女性の体内の急激な変化により女性ホルモンが乱れ、髪が抜けやすくなります。この一連の症状を「分娩後脱毛症」といいます。

FAGA

FAGAとは女性に見られる進行型の脱毛症です。実は女性の体内にも一定量の男性ホルモンは存在しており。男性の脱毛症であるAGAと同じく、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が影響して発症します。メカニズムはAGAと変わりませんが、進行の仕方が異なります。男性のAGAのように前頭部が完全に抜け落ちて後退することはほとんどなく、頭頂部から薄くなり徐々に周囲に丸く広がっていきます。この症状はびまん性脱毛症とも呼ばれており、女性のびまん性脱毛症のうち大部分はFAGAによるものと考えられています。主な進行パターンは以下の3つに分類されます。

クリスマスツリー型

生え際から頭頂部にかけて薄毛が広がり、地肌の見え方がクリスマスツリーのように見えます。初期段階でも目立つことが多いです。

ルードウィッグ型

FAGAで一番多い進行パターンで、生え際の後退はなく頭頂部から徐々に薄くなっていきます。

ハミルトン型

男性のAGAのようにおでこの生え際がM字に薄くなっていきます。

ひこう(粃糠)性脱毛症

ひこう(粃糠)性脱毛症は、毛穴をふさぐほど大量に発生するフケによって起こる脱毛です。洗浄力が強すぎるシャンプーで頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまって起こる乾燥や、スタイリング剤の洗い残しによる頭皮への刺激などでフケが発生します。そのフケが毛穴をふさぎ、毛穴にいるマラセチア菌が増殖、毛穴が炎症を起こし、その結果髪の成長が阻害され抜け毛が増えるようになるのです。初期段階では多少気になる程度のフケですが、中期になるとかゆみと赤みが出始め、末期にはかさぶたができ熱を持つことがあります。

しろう(脂漏)性脱毛症

肌トラブルの1つである脂漏性皮膚炎によって抜け毛が発症することを「脂漏性脱毛症」といいます。脂漏性皮膚炎は、お肌の皮脂が過剰に分泌されることで毛穴に存在するマセラチア菌を増殖させ、そのマセラチア菌の分解によって生み出された中性脂肪が原因で起こる炎症です。脱毛が起こる前には頭皮に強いかゆみや湿疹、痛みや大量のフケが出るのが特徴です。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症

女性なら色んなヘアスタイルを試すのも楽しみの1つ。しかし、ポニーテールや編み込み、お団子など髪をきつくしばったり、引っ張っているヘアアレンジを習慣的に行うと頭皮に強いダメージが加わり、髪の毛が抜けることがあります。これを「牽引性脱毛症」といいます。初期段階であればその髪型を止めることで改善されますが、毛包までダメージを受けると永久的に髪が生えてこなくなることがあります。

女性の薄毛の主な原因

女性の薄毛の主な原因

女性の薄毛には様々な原因があります。1つずつ見ていきましょう。

加齢

まず1つ目は加齢による女性ホルモンの減少です。女性ホルモンには毛髪の成長期を持続させたり、活発化させたりする働きを持ったエストロゲンというものがあり、28歳ごろをピークとし年齢を重ねるごとに減少していきます。閉経になり更年期に入ると更に減少し、この影響で髪の毛は細くハリやツヤが失われ、毛穴の数も減り薄毛になるのです。

女性ホルモンの乱れ

2つ目は女性ホルモンの乱れによるものです。こちらは年齢に関わらず、若い方でも発症します。急激なダイエットや不摂生な生活、過度なストレスなどでホルモンバランスは乱れます。

分娩後脱毛症の原因は女性ホルモンの乱れ

女性特有の「分娩後脱毛症」は女性ホルモンが大きく影響しています。妊娠中の女性は女性ホルモンの分泌が多くなり、妊娠後期になるとその量は著しくなります。そうするとヘアサイクルの成長期が長く続くようになり、髪が抜けにくい状態になります。出産が終わると女性ホルモンは通常時に戻ろうと一気に減少し、妊娠時に減っていた抜け毛がこのタイミングで抜け落ちるため、大量の抜け毛が発生します。この一連の症状を「分娩後脱毛症」といいます。

閉経後の脱毛もホルモンの乱れが原因

女性は平均50歳前後で閉経を迎え、閉経を挟んだ前後の10年間を「更年期」と呼びます。更年期に入ると卵巣の機能が低下し、卵巣で分泌される卵胞ホルモンであるエストロゲンが減少します。このエストロゲンは毛髪の細胞分裂に深く関わっており、減少することによって髪が細くなったり髪の毛の本数が減るようになります。その結果、薄毛へと繋がっていくのです。

ストレス

過度なストレスは自律神経の働きを阻害し、血管の収縮や血行不良、ホルモンバランスの乱れを起こします。頭皮に必要な栄養が十分行き渡らず、発毛や髪の成長を妨げることになるため、ストレスは溜め込まず、適度に発散させていきましょう。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や偏った食生活など生活習慣が乱れると女性ホルモンが十分に作られなくなります。規則正しい生活を心がけましょう。

過度なダイエット

食事制限など過度なダイエットも要注意です。毛髪を作り出す亜鉛を含めたミネラルは食事でしか摂取できません。過度なダイエットで十分な栄養素を摂取できないと、ヘアサイクルが乱れ、毛髪の生成や成長を妨げるため薄毛の原因となるのです。

日常生活での薄毛予防法

ここまでで女性の薄毛の原因やメカニズムなどご理解いただけたと思います。では、どのようにして予防していけばいいのでしょうか?日常生活でできる薄毛予防法をご紹介いたします。

食生活の見直し

食生活の見直し

まずは食生活を見直しましょう。前述した通り、食事と薄毛には深い関係があります。髪の毛を作っているケラチンはタンパク質の一種で、シスチンを中心とした18種類のアミノ酸が結合して作られています。このアミノ酸は単独で作り出すことは出来ず、合成には亜鉛を必要とします。そのため亜鉛が不足すると合成は行われず、ヘアサイクルを乱し、髪の成長の妨げとなる訳です。亜鉛を含め、ミネラルは食事で摂取するしかありません。通常の食事をしていれば不足することはまずありませんが、急激なダイエットや偏った食事などにより栄養不足となるケースが多くみられます。バランスの良い食事を心がけましょう。必要に応じてサプリメントを使うこともおすすめです。

ストレス発散

ストレス発散

ストレスが体に与える影響は大きく、自律神経やホルモンバランスの乱れ、体内の亜鉛の減少などを引き起こします。これらの影響により頭皮の血行不良や頭皮環境の悪化、毛髪の成長の阻害が起こり、抜け毛や薄毛に繋がるのです。ストレスを完全にゼロにすることは難しいですが、自分に合った方法で発散させつつ上手く付き合っていくことがポイントです。趣味を見つけたり、自然と触れ合ったり、まとまった睡眠時間を確保したりとリラックスして過ごす時間を増やしましょう。

十分な睡眠

十分な睡眠

髪の成長に必要なホルモンは、もっとも眠りが深くなる入眠後~3時間に多く分泌され、数時間かけて全身を循環します。この成長ホルモンは太くて長く丈夫な髪を作り、健やかな頭皮環境を維持するために欠かせない要素です。成長ホルモンの分泌量を増やすには時間の確保だけでなく質のいい睡眠を取るようにしましょう。ポイントは以下の3つです。

①入浴は睡眠の2時間前まで!体内深部の温度が下がると眠気が起こります。入浴によって温められた体温を下げて自然な眠気を誘発しましょう。

②スマホやPCを見るのは2時間前まで!眠気を誘うメラトニンの分泌量を抑制するブルーライトの使用を控え、睡眠環境を整えましょう。

③睡眠時間を90分単位に!人の体はノンレム睡眠とレム睡眠を90分単位で繰り返しています。すっきりとした目覚めのいい朝を迎えるには、眠りの浅いレム睡眠で起きられるよう目覚まし時計を調整しましょう。

正しいヘアケア

正しいヘアケア

薄毛や抜け毛の予防や改善をするには正しいヘアケアを行いましょう。頭皮を清潔に保ち、きつく縛ったり、引っ張ったりするヘアスタイルを避けることがポイントです。特に間違って行ってしまうのがシャンプーです。清潔にしたいからといって1日何度も洗ったりゴシゴシ洗うと頭皮が弱ったり、刺激が強すぎてダメージを受けます。熱いお湯で流すのも頭皮の乾燥を招くため避けましょう。また、ヘアマッサージも頭皮をほぐし、血行を良くする効果があるのでおすすめです。

女性の薄毛治療

では、薄毛が気になり始めたらどうすればいいのでしょうか?薄毛に有効とされている治療法は以下の通りです。

内服薬

女性は「パントガール」という内服薬で治療します。ドイツで有効性が検証され、世界で初めて薄毛、抜け毛に対する効果と安全性が認められた治療薬です。アミノ酸やたんぱく質、ケラチンなど必要な栄養成分を豊富に含んでいるので、頭皮や毛髪の成長を促進し、びまん性脱毛症や分娩後脱毛症、薄毛、白髪予防の改善に効果的です。ちなみに、薄毛治療として有名な「フィナステリド」「デュタステリド」は男性ホルモンに作用する薬で、女性には重篤な副作用があるため使えません。

外用薬

外用薬では毛髪の成長と発毛を促進する効果が医学的に認められている「ミノキシジル」という成分の薬を使います。こちらは男女どちらでも使用でき、内服薬と併用して治療を行うことが多いです。頭皮にミノキシジルを塗布すると血管が拡張され血流が良くなり、栄養や酸素がしっかりと運ばれるようになります。そうすれば毛包や毛母細胞が刺激され活性化し、発毛や育毛が起こる訳です。市販されている発毛剤にもミノキシジル成分が含まれているものもありますが、女性の使用には注意が必要な成分のため、クリニックで処方してもらった方がリスクが少ないでしょう。

自毛植毛

自毛植毛

薄毛治療に唯一効果的なのは「自毛植毛」です。FAGAは進行性の薄毛のため内服薬や外用薬では一時的に改善できるものの、使用を辞めるとまた薄毛が進行することがほとんどです。自毛植毛はFAGAになりにくい側頭部や後頭部の髪を毛包組織ごと採取し、薄毛が気になっている箇所に植え込みます。髪を作り出す組織ごとお引越しするので、今まで通り半永久的に生え変わり成長を続けます。自分自身の髪の毛のため拒絶反応がなく、メスを使わないのでダウンタイムも少なく日帰りできるのもメリットです。また、一度定着してしまえば定期的なメンテナンスも不要、カラーやパーマも楽しめます。傷跡や火傷の跡など髪の毛が生えなくなった箇所への移植も可能で、他にもおでこなどのヘアラインや眉毛を整える方法としても人気です。

女性の薄毛を動画で徹底解説

女性の薄毛の原因から予防策までを動画で徹底解説しています。
自毛植毛の施術も含めて、薄毛治療を考えていらっしゃる方にオススメです。


早期改善するために

✓薄毛治療は早めの治療が大切!!

薄毛は気になるものの「クリニックに行くのは恥ずかしい」「手術は怖い」「市販薬で効くだろう」と思い、一人で悩み続ける人は少なくありません。しかし、これまでご紹介したように女性の薄毛の原因は様々です。適切な治療を行わなければ改善は難しく、根本的な解決にはならないでしょう。特に、FAGAのように進行性の薄毛は時間が経てば経つほど症状が進み、範囲が広がり続けます。そうなってしまうと治療に多大な時間と高額な費用がかかるだけでなく、有効な薄毛治療が難しくなる可能性もあります。例えば、薄毛治療に効果的な自毛植毛はFAGAになりにくい側頭部や後頭部の髪の毛を移植する必要があります。薄毛の範囲が広がってしまうと、ドナーとなる側頭部や後頭部の髪の毛が少なくなってしまいますので、移植できる本数や範囲が限られてしまうのです。

親和クリニックではプライバシーに配慮した無料相談を行っております。デリケートな女性の薄毛に関するご相談だけでなく、不安な気持ちや心配事などなんでもご相談ください。薄毛治療を始める場合には、患者お一人おひとりの髪の状態や状況に合った最適なプランをご提案いたします。お一人で悩みを抱えず、お気軽にお問い合わせください。

名古屋 院長 福島 俊彦

【記事監修】名古屋 院長 福島 俊彦

経歴

  • 平成2年 福島県立医科大学医学部 卒業
  • 平成6年 福島県立医科大学大学院 修了(医学博士)
  • 平成8年 福島県立大野病院 勤務
  • 平成15年 国立郡山病院 勤務 医長就任
  • 平成22年 福島県立医科大学医療工学講座、器官制御外科学講座 准教授 就任
  • 平成22年 福島県立医科大学附属病院 医療安全管理部 副部長 兼任
  • 平成25年 福島県立医科大学甲状腺内分泌学講座、器官制御外科学講座 准教授 就任
  • 平成28年 親和クリニック 勤務
  • 平成29年 親和クリニック名古屋 院長就任

挨拶

女性の薄毛の原因は、男性よりも多岐にわたります。 出産後のホルモンバランス崩れによる脱毛も女性特有の薄毛の原因です。 早期に対策をすることで進行を抑えることもできますので、ご相談ください。